Muse脳波レポート:2020年11月14日(瞑想と飲酒:結論出ました)

瞑想日記

ごく少量のお酒を飲むと瞑想の成績がグン!と上がる件、数日間夕飯の時間に少量のお酒を飲んで翌朝瞑想に臨むということを先週繰り返してみたところ、どうやらこれが結論だというものが出ました。それは『3日に1度くらいの間隔でごく少量飲む分には瞑想にはプラスに働くが、少量でも2日、3日と続けると極端に瞑想の成績は下がっていく』ということでした。残念。

飲酒を「毎日の習慣」にしながら瞑想の能力を向上させるというのは無理があるようです。

Muse瞑想(徒手空拳で、お酒を数日飲んだり休んだり)

まずこちら。仕事仲間とビールやら日本酒やらワインやらをチャンポンした翌日、日本酒を夕食時に120ml程度入れてさらに翌日にMuse瞑想をしてみた結果です。

入浴してもこれだけ成績が下がりました。次の日も、日本酒を120mlだけ飲んでみました。

入浴無しでしたが、誤差程度の成績向上。最高成績を出したときと同レベルの飲酒量であったとしても、連日の飲酒というのはどうもネガティブな模様。そして極めつけが、次の飲酒しなかった日。

成績は一気に200Birds/30Minまで回復。違いはほぼ「日本酒を飲まなかったかどうか」だけです。

お酒と瞑想の関係を考察

こちらの本にかなり参考になりそうな情報が載っていました。一章を設けて、「寝酒の効果」について語られているところがあるのですが、そこに書かれています。

『お酒に頼った入眠作用は、3~7日でなくなる』

ということ。1-2日であれば寝る前の飲酒が眠りの質を高める(正確には、寝入りばなのごく限られた時間の睡眠を深めてくれる。しかし中途覚醒もしやすい)のですが、それ以降はお酒の効きが悪くなり逆効果になってくるというのです。

その理由というのが、アルコールが分解されて生成されるアセトアルデヒド。これは血中に存在すると交感神経(起きている時の神経)側に自律神経を傾けるため、瞑想のような副交感神経優位の状態に持っていこうとする行為には真逆に働いてしまうということ。

おそらく、数日間飲酒を控えてある日の晩に少量のお酒を飲むと、睡眠の質が上がったことによって翌日朝の瞑想にはプラスに働いたように見える。ところが、連日の飲酒によって睡眠の質向上効果が下がった所にアセトアルデヒドによる興奮効果が重なることで、瞑想にはマイナスの結果が出る、どうやらそういうことのようです。

まとめ

飲酒と瞑想の関係について、ある日の夕方に飲酒すると翌日の初日だけは睡眠の質が上がったことによる効果が、アセトアルデヒドによる興奮作用を上回り瞑想の成績が上がる。しかし二日目以降の連日の飲酒は睡眠の質が上がらないので、アセトアルデヒドによる興奮効果が上回って瞑想にはマイナスになる。

ということは、Muse瞑想をやる人はお酒を飲むなら3-4日に1度程度の頻度で、日本酒なら1合とかのごく少量を楽しむ、程度に留めるのが良さそうです。「瞑想するなら断酒!」とまでは行かなくて済みましたが、一般的にお酒が好きと言われる人々の飲み方からすると結構厳しい生活スタイルになるかなと思います。晩飯の時にお酒、というのが習慣の人は結構いますものね。(;^ω^)僕だってその楽しみは分かります。

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