瞑想の方法

蓮の花

瞑想の方法は何でもOK

Amazonで瞑想というキーワードで本を探してみましょう。非常にたくさんの検索結果がヒットするはずで、私としてはどの本を用いてもらっても選んでもらっても構いません。私がこのサイトで述べていることはすでに先輩の皆さん方がいろいろな本の中だったりセミナーだったり、そういった情報提供の場で私にシェアしてくれた情報の二番煎じに過ぎません。(もっとも私Enishiは、そういったたくさんの情報を集めて要約し、誰にでも分かりやすく説明する、そういう資料を作るといったことにはかなり長けているようで、そこを買って私のファンでいてくれる人たちもたくさんいます。ありがとう。)

環境の準備

瞑想の手法は、ただひたすら「自動反応の雑念を払う」「思考の内面に何もない静寂な状態」ということに尽きます。 最もこれがなかなか難しく、古今東西色々な瞑想のマスターの方々を若い頃から悩ませてきた永遠のテーマであるわけですが、色々な人たちが試行錯誤の中で生み出した瞑想の手法がたくさんありますのでそのいくつかをご紹介させていただきます。中には当然ながら私が実践してそれなりの効果を感じているものもありますのでぜひ参考にしていただければと思います。

瞑想の姿勢はどのようなものでも構いません。ゆったりと横になるソファーや、それでは寝てしまうという人は普通の椅子、横になった方が集中できるという人は、普通の布団やベッドでも構いません。自分一人になれる静かな場所で、暖かすぎず寒すぎず、暗すぎず明るすぎず。そんな環境を用意してください。時間は短くても大丈夫ですが最低でも30分程度自分一人になれる、そんな空間を用意できるといいでしょう。

呼吸を数える

目を閉じて静かに呼吸を続けます。息を吸って吐いて、これを1セットとして一つと数えます。この要領で自分の呼吸を意識の中で数えていきます。呼吸はなるべくゆっくりと腹式呼吸であると望ましいと言われています。(胸の筋肉を使って行う肺呼吸ではなく、おへその少し下あたりを膨らませるイメージで横隔膜を上下させて行う呼吸です。 肺呼吸と比べて容量が大きくゆっくりとした呼吸になるのがその特徴です)

ゆっくりと呼吸を数えていくと人間の呼吸はおよそ1分間に12回から22回と言われており、100を数えることにはおよそ5分程度が経っているでしょう。しかし、実際やってみると分かりますが、50~80を数える頃には意外と自分が今何個目を数えているかということがわからなくなってきたりするものです。つまり意識が寝落ちの直前ぐらいにまで入っているということかもしれません。落ちてしまいそうな意識をうまく制御して、この呼吸を数えると言う行為をなるべく長めに行ってみましょう。100を超えるあたりから色々と不思議な感覚を覚えたりということが起き始めます。

指先の感覚に集中する

呼吸を数えるのが難しいという方は、こういった方法もあります。座っているかあるいは横になっているか、どちらか片方の腕の1本の指の先を使って、ソファーの腕置きの部分や、布団の布といった部分を細かく動かしその指先にえられる感覚をひたすら集中して感じるのです。

呪文を唱える

またこういう方法もあります。頭の中である呪文を唱えます。息を吸うときに「ソー」息を吐く時に「ハーム」という言葉を頭の中で唱えるというものです。この手法のいいところは頭の中でこの呪文を唱えるときに雑念が生じているとこの呪文と打ち消しあってくれるといういうことです。

何も考えないのにも意思とトレーニングが必要

こういった手法を使って、自分の頭の中に何の思考も浮かんでないという状態をなるべく長く作り出していきます。不思議なもので何も考えていないという状態を作り出すにも集中力が必要です(笑)集中して「何も考えない」ということを続けられるのはなかなか難しいもので、普通にやっていると15分程度が限界かもしれません。しかし慣れないうちはそれよりも短くても全然構いません。とにかく生活の中に瞑想があるという習慣を身につけることが重要です。最初は3分でも5分でも構いません。通勤の電車の中で運がよく座席が取れた時などに、目を閉じて1分でも2分でも頭の中になんらの思考も流れていないという状態を作る。最初は外界の刺激に振り回されがちになりますが、瞑想も他のスポーツと同様に「慣れ」です。回数を重ねれば重ねるほど、長い時間実践すればするほど上達していきます。幸いなことに瞑想それ自体には一銭もお金がかかりません(笑)気長に取り組みましょう。

より効率的な、科学的な瞑想手法

さて、ここまでお話ししたのは非常に伝統的な瞑想の手法です。より現代的で科学的な効率的手法がすでに開発されているので、そういったものに抵抗のない人はこれから述べるライト&サウンドの瞑想手法を取り入れてみていただければと思います。電子機器を用いるので、電源が要りますし、まったくの無料というわけにはいかないのですが(また、今の所場所を選びます。あしからず) 瞑想によって結果がられるまでの時間をかなり短縮してくれます。分刻みで行動している現代の現役のビジネスマンの皆様の多くに瞑想を取り入れてもらうには、このライト&サウンドの瞑想が突破口になるのではないかと考えています。

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