人の世の主義主張の論点あれこれ

精神世界

おおよそ分かった。

地球世界におけるアニメや映画や小説や、色々な人が古今東西いろいろなことを主張をしてきたのですが、おおよそ以下のどれかの葛藤に落とし込めるという感じがしています。

性善説か性悪説か

衣食住足りて放っておいたら人間はひたすら堕落してダメになっていくのか、逆に分け与えたりの親切なやつになっていくのか、法律でギチギチに縛るべきなのか、最低限の道徳さえあれば良いのか、そういう葛藤です。「人は低きに流れるのか否か」もほぼ同じ論点。例としてはルトガー=ブレグマン氏の「隷属なき道」(これは性善説)

哲人政治か、民主主義か

バカばっか集まって民主主義やったら全員で自滅するので、頭の良い奴がしっかり考えて全体をコントロールしていくべきだという考え方と、それこそが奢りであり権力は限界まで分散させて拮抗状態をつくるべきだという考え方。実は現状の世界中の国家を見回してみると、民主主義と独裁とで半々程度だという。例としてはガンダムの映画の「閃光のハサウェイ」

個体を保ったままお互いが理解できるのか否か

人間がそれぞれ個体だとお互いを真に理解することは絶対できないので、1つの集合的な知性になっていくべきだという考え方と、その集合的な知性が自らの無謬性(むびゅうせい。絶対に間違わないということ)に限界を感じて自由意志というのを自分とは別にわざわざ作ったんだからそれで行けるところまで行こうぜという考え方。例としては新世紀エヴァンゲリオン(の特に旧・劇場版の最後)

進化したら神に近づけるのか否か

人間は神に向かって無限に進化していくのか、そもそも失敗作でどうしようもないのか。例として前者は攻殻機動隊(押井守監督の劇場版シリーズ)、後者は映画の「ノウイング」

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