ヘミシンク本に出てくるガイドさん達はどうやって悟った?

精神世界

ヘミシンク関連の書籍には必ずと言って良いほどに「ガイド」という存在が出てきます。フォーカス35、人間の輪廻のレベルを超えたことでガイドとして他の魂の成長の手助けをできる存在になった彼らなのですが、もの凄い智慧を持ちつつも決して神に近いようなものではなく、会話する限りはとても卑近で下世話な話題も出てきます。彼らは一体、どうやってフォーカス35にまで到達したのか?(笑)すっごく不思議ですしそのノウハウこそ聞きたい。そんなガイドさん達についてまとめてみました。

過去の自分、未来の自分

ガイドさんたちは、自分の魂と源を同じにする存在であるからこそ助けに出てきてくれるとのこと。ヘミシンクの世界では、過去と未来と現在とというのは同時で進行しており、ある人には過去生もあれば未来生もあって、さらに今生きてるから来世の人間がいるはずがないという訳でもない、という説明になっています。この辺りはとてもややこしいです。

しかも「類魂」といって同じ魂の源の魂同士が同じ時代の地球に同時に生まれているケースもあり、前世とか来世とかの概念はかなり曖昧になります。例えば2020年の現在から見て、西暦1000年頃を生きている類魂は「前世」、3000年頃を生きている類魂は「来世」ということになるんですがそれぞれリアルタイムで生きているので、「現世で」死んだから「来世に」転生するという分かりやすいものでもないのです(笑)

ガイドと合う方法

ヘミシンクに熟達してくると、自分の守護霊としてのガイドの方々との会話が始まるようになってきます。およそ、フォーカス15以上辺りのところからちょこちょこと接触が始まります。

彼らは、「1000年前にイギリスで王侯貴族だった」人だったり、「ミクロネシアのある部族の青年だったが部族間の争いの中で若くして命を落とした」人だったり、実に様々です。たいてい、一人のヘミシンク実践者には2人~5人程度のガイドさんが一人に付いているような感じです。守護霊と呼んでも良いかも知れません。

Ennisのガイド

私にもヘミシンクを聞いた先でガイドと遭遇した経験が1度だけあります。少なくとも2人が付いているようで、一人は「人を癒す能力を持った巫女みたいな女性」と、まさに大阪のオバチャンみたいな「成金のマダム」です。名前は聞けませんでした(笑)

彼らからはそれぞれ、巫女さんには「右手に人を癒す力」とオバチャンには「左手に金運」を移植してもらうという経験をしました。もう7-8年も前の話で、確か2011年頃だったと記憶しています。

語って欲しい「輪廻から解き放たれる方法」

ガイドさん達の姿や経緯が分かる中でEnnisが不思議に思うのは、「知識量は間違いなくスゴいしウィットにも富んでいるが、しかし人間と同等かそれ以上に俗っぽい彼らは一体、どうやってフォーカス35を超えたのか」というところです。

ガイドさん達には、「南の島に住んでいた青年だったが部族間の抗争の中で命を落とした」といった悲劇的な最後だった人間の経験を持ったひともいて、そんな現世に未練の残りそうな死に方しておきながらどうやって人間の輪廻を超えるというレベルにまで至ったのかというところがとっても知りたい(笑)しかし、ヘミシンク本の中でそこについて問われると「それを探し出すこと、それに気付くことこそが課題なので、それをそのまま教えてしまったらネタバレになってしまって学びにならない」という回答でなんとも煮え切らない、ごまかされたような返答が返って来るようです。

とかなんとか言いながら、フォーカス15~35の間にある信念体系領域(同じ信念を持った人達がそれぞれの世界を創造してしまって居心地が良いものだからそこにずっと捕らわれている世界)で迷子になってしまわないように、今は35まで行けるエスカレーターが組み立てられている、なんていう話もヘミシンク本には書かれていて(笑)えーとそれなら僕が絶命したあとはそのエスカレーターのところに辿り着けばフォーカス35越えは保障されているのでしょうか??(笑)良く分からない。

アセンション空振り後のヘミシンク

正直なところ、2012年末に向けたスピリチュアル界の盛り上がりにヘミシンク界も乗っていたので「一体何が??」と皆ワクワクしていたのですが、結局大いにコケました。坂本政道さんの著書の中でも「2007年以降、UFOなどの目撃証言がかなり出てくるようになり、人智を超えた存在が人々にとってもはや疑いようのないものになってくる」ということが語られていましたが、全然そんなことは起きなかったようです。

ただ、アセンションに向けて人類だけでなく地球も地球として次元上昇するということがあり、どうしてもその一環として天変地異が増えてくる、ということも同時に語られていて、それは実際東日本大震災の形で現実になりました。これについてはマクモニーグル氏が「アジアのどこかで核爆発が起きる」ということを2006年頃だったかのヘミシンク本で語っており、これは的中しているので驚くばかりです。

ただ、ではそれをきっかけに何か人類の精神レベルに大きな変化が出たかというと、まあ特筆できるような変化は起きてないです。対岸の火事のハズのドイツで脱原発が進む一方、日本は2度も被爆しておきながら原発をベースロード電源として位置付けて手放しません。(ここは、平和利用という立て付けで核技術を温存していくという安全保障的な思惑もあってなかなか一筋縄ではいきません)

アセンションで大したことの起きなかったヘミシンク業界はかなり萎んでしまって、とみなが夢駆さんですとか、大人気だったヘミシンクの大家の方々も消えて行ってしまい、坂本さんも情報発信のペースがかなり落ちました。主催セミナーの運営母体であるアクアビジョンアカデミーは顕在のようですが、一時期のような勢いはもうありません。

ヘミシンクというツールがある現代でも人間ってこんな状況です(笑)もっともっとローテクだった、神秘体験したかったら出家してチベットの山奥で断食したりとかしなきゃならなかった時代に生きたガイドさん達が輪廻を超越したなら相応のメソッドがあったんだろうって思うのですが、それらの秘技は明かされないままです(泣)

まとめ

何故こうも真理というのは、手に届きそうになるとはぐらかされるのか(笑)「助けを求められないと手を差し伸べることはできない」という宇宙の掟があるそうですが、ヘミシンクとかのツールを使っている時点で「助けて!」って言っているようなものなのに秘密は明かされない。もったいぶってないでバーンと開示して下さいな神様―!という感じで。Ennisもそんな状況でございます。

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