人を呪ったり憎んだり悪魔を崇拝したりすると不幸になるのはどうも事実の模様

精神世界

『人を呪わば穴2つ』なんていう格言がありますが、色々な場所で見聞きした事実からするとどうも本当のようで、引き寄せの法則がネガティブな形に働くようです。その出方が結構危険というか、場合によってはいのちを落としたりすることに繋がるようなので警鐘も込めてこちらに書いておこうと思います。

デビルマン

言わずとした日本の古典漫画です。作者は永井豪先生。Ennisに何かの仕事があり、国会図書館に出向いて過去の週刊誌だったか何かのコピーを頂いたことがあったのですが、意図せずコピーされたページにたまたま永井豪先生のインタビューの記事が入っていて、こんな具合のことが書いてあったのを記憶しています。

「デビルマンを連載していたとき、テレビが放映されていた時は、とにもかくにも不幸なイベントが雨のように降ってきた」

デビルマンを直訳すると悪魔男。この名称と設定のお陰でキリスト教圏では放映できないアニメになってしまったのですが、悪魔の力を得た主人公が戦っていく中で、特に漫画版の結末は「人間こそが悪魔よりも悪魔に近い」という黙示録的な終わり方になっています。暴徒と化した人間達にヒロインを殺されたりと本当に散々な結末です。永井先生の本心は定かではありませんが、こういう作品を描くからには人間のダークな側面にも相当フォーカスしたハズで、人間全体に対する憎しみを込めたようなところもきっとあろうと思われます。そんなダークな波動があまりよろしくないイベントを次から次へと引き寄せたのかも知れません。

クロウ飛翔伝説

ほとんど知られていませんが、ブルース・リーの息子さんでブランドン・リーという方がいます。その彼が主人公を演じたハリウッド映画です。元々は漫画で、古い木造アパートの立ち退きに反対した若いカップルが地主の雇ったギャングに惨殺され、1年後にそのカップルの彼氏の方だけがカラスの不死身の力をまとって墓場から甦り、自分たちを殺したギャング本人達を自分を殺したのと同じようなやり方でバッタバッタと殺していくという復讐劇です。復習を成し遂げた先で、彼氏さんは天国から迎えにやってきた彼女さんに抱かれてあの世に行くというハッピーエンドです。

ギャングではありませんが当時中学生のEnnisは学級崩壊したクラスで不良のクソガキ共数名と小競り合いを毎日やっていたので、「目には目を」的な復讐劇には胸の空く思いでした。このシリーズのファンになりましたが残念なことにこのクロウの続編は本当に揃いもそろって駄作で(笑)一作目のブランドン氏が演じたクロウしか見る価値はないと思います。

話がそれましたが、このクロウもなんと収録中に主人公ブランドン氏が撮影用のレプリカ銃の中に本物の銃が混ざっていて、しかも何故か実弾が入っていたものを共演者が撃ってしまいそれに被弾して無くなってしまうという不幸が起きました。以降はCGや特殊メイクで乗り切ったことで彼が死んだことを伺い知ることは作品を見るだけではできませんが、そんな曰く付きの作品になってしまいました。不死身の力を得た復讐のカラスが、不幸なことにいのちを落とすという。

善悪の屑

こちらはまさに今連載中の漫画です。日本で起きた酷い事件(特に少年法などの制限で結局の所加害者がロクな罰受けていない、賠償もされていない)をモデルにした事件が作中で起きて、その加害者達を同害報復で葬っていくことを請け負う古本屋の兄ちゃん達という設定です。

本当に同害報復でもって殺していくそのプロセスの描写が凄まじくリアルな作品です。レイプ犯に対しては赤熱した鉄棒を肛門に挿入する、男性器を切断する、イジメの加害者の目を片方ずつガスバーナーで焼き焦がす、声帯を切って声が出ないようにする、とか拷問の限りを尽くして加害者達は殺されていきます。エグいけど気分は良い(笑)

ゴメンナサイ、紹介しておいて何ですがこの作品については特段、作者さんが何か不幸に合われたとかのお話はありません。しかしここまでの流れからすると何か起きるのかも知れません。そう思って書いておきました。

まとめ

これらの復讐劇の作者さん達は元々は強い義憤からこういったものを描かれたのだろうと思います。現世で浮かばれなかった被害者の方々を想ってこういった作品でもって彼らの救われない魂の救済を図ったものとも言えます。それはとても純粋なことで素晴らしいことだと思います。ところが、残念なことに宇宙の因果というモノは似たもの同士を引き寄せるということしかできないようで、復讐の思いを抱き続けることがそれと似た波動のイベントを引き寄せてしまうことで、救う・救われるつもりが悲しいかな逆の結果になってしまうということが往々にしてあるようです。

何で宇宙ってこんな妙な仕組みになってるんでしょうね(笑)これじゃ勧善懲悪できないじゃんって。

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