シャンプーやめてみました。良い感じ。

食と健康

皮膚が皮脂を分泌するのには理由があって、これは雑菌を弾くためのバリアだったりするわけで、そういう自然の営みをわざわざ阻害しない方が良いんじゃないかと思って、最近99%在宅勤務だし自分も40歳になってあまり外見にあれこれ拘るのも逆にかっこ悪いかなと思い始めて、前から気になっていた「シャンプー断ち」やってみました。今、始めて1ヶ月くらいですがかなり調子が良いです。この本の仰っていることは私にとってはホントで御座いました。

皮脂は天然のバリア

皮脂は嫌われモノですが(Ennisもかなりの脂性に悩まされてきたけどもう開き直ってます最近は)、天然のバリアです。これをシャンプーでわざわざ取り除いた上で、「油が取れすぎても問題」とか言って今度は人工的に合成された香り付きの油脂であるリンスなんてものをまた上から塗りたくるということをやってる訳で、これは一歩引いて考えて見るとかなり狂気の沙汰なのではないかと思うわけです。

ハゲの原因=頭皮の皮脂??

ハゲの原因は、頭皮の毛穴に詰まった皮脂だとかいうことをCMとかで見せられて我々は洗脳されています。そこでせっせとシャンプーで洗うわけですが、油は減らない。それもそのはずで、バリアを取り除かれた皮膚は危機感を感じて、より皮脂を分泌するようにして皮膚を守ろうとします。そしてまた一生懸命洗う。これは酷い悪循環になっていくわけです。結果的に、脂性を悪化させているのはシャンプーだということになります。そして、脂性の悪化=皮脂腺の肥大で、本来であれば髪の毛を作るために使われるハズの原料の多くが皮脂の作成のために使われてしまうために、脂性の悪化に伴って髪の毛が細ったり密度が減ったりということが同時に進むというのが、この本の理論です。

私の勤める会社は現状、99%リモートワークなので特に人目を気にして身だしなみをキッチリしておくというインセンティブがかなり薄れてしまった関係で(笑)2021年の1月から、モノは試しと私自身脱シャンプーをはじめてみました。ビタミンCで脱塩したお湯で洗うというだけの洗髪法。まだ1ヶ月ほどですが存外に髪の毛の調子は良いです。油でギトギトになるということにも今の所見舞われていません。

そういえば、ハゲの原因が頭皮の皮脂だとしたら、例としてはあれですがお風呂になかなか入れないホームレスの方々は皆さん頭が禿げ上がるはずのところ、むしろ彼らはフサフサ(ボウボウ)の髪をしているなあと傍目には見えます。

20年越しだけどハゲの悩み、減るかな?

Ennisが自分の髪の毛が減っていくのに気付いたのは浪人が終わった19歳の春。こんな若い年齢で薄毛に悩み始めた自分の運命を酷く呪いました。大学学部の4年間は、外出時に帽子が欠かせず、天然パーマのくせ毛なのに床屋に行くのが怖くてしょうがなく、酷いグチャグチャの髪をしていました。今思うとあんなノイローゼのような状態でよく4年間、大学(しかも結構忙しい理工学部)に通って留年もせずに立派に卒業したものだと思います。

大学4年の冬、免許の更新に行って撮影した証明写真の自分のあまりの「みすぼらしさ」にショックを受けて、もう髪の毛に悩まされる自分が本当にイヤになって、もうスキンヘッドにしようと出向いた地元の床屋さんで「俺に任せてくれないか?」と言われて「好きにしてくれ」と応じて、ベリーショートにしたら、存外にそれが似合って(笑)そこに髭もセットで生やしたらなかなかというかかなりダンディになっちゃって(笑)そこからずっと今の外見です。

それからも徐々に徐々に髪は減ってきていますが、傍目で「ハゲ」と認識されるレベルにまでは到達しておらず、存外に「保てた」なあという感じです。少なくとも、私が物心付いた頃から横山ノック状態だった私の親父と比較するとかなり髪が残っているのは間違いない。それにまあ、なんとか結婚できたし子供にも恵まれたので、そろそろ私の髪の毛はお役御免でも良いのですが、ごく自然な老化の範囲での減り方に収まっているのではないかと思っています。

もう、ハゲの悩みを持って過ごした年月の方が人生の中で長くなってしまいましたが(笑)高校以降、外見を気にするあまりやたらと髪を洗ったり整髪料を使っていた習慣を完全に手放して何が起きるかということは非常に興味があり、また効果を追ってご連絡しようと思います。

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