バイオフォトン(物質がなくてもそこに何かが形作られている可能性)

ホログラフィック・ユニヴァース

幻肢痛(ファントムペイン)という言葉があるように、そこに既に腕や指がないのにも関わらず、そこにそれがあるように痛みなどを感じるという現象があります。「投影された宇宙」の中でもこの現象は取り上げられていて、物質による「体積を持った形状」に加えてそこに重なるように「ホログラフィックな形状の情報」が展開されているのではないかという説があります。

先週お会いして宴席を持ちました人々の中にとても面白い情報をお持ちの方がいたのでシェアです。

植物のバイオフォトン観測

この実験は、NTTフォトニクス研究所におられたY先生(工博)が25~30年ほど前に研究されていた内容の一部です。Y先生の現在の役職は存じませんが、年齢的には定年退職されている可能性が高いと思います。

さて、当時Y先生から直接見せていただいた実験内容は、植物の葉を一枚採取し、光電子増倍管を用いてバイオフォトンの観測を行うというものでした。

バイオフォトンは非常に微弱な光であるため、肉眼はもちろん、顕微鏡や暗視スコープなどでも観測することはできません。そこで登場するのが光電子増倍管です。小柴先生のノーベル物理学賞受賞で一躍脚光を浴びた浜松ホトニクスが世界シェア90%を誇っています。光電子増倍管により検出されたバイオフォトンは、小さな光の粒子として画像を形成していきます。

観測の原理はさておき、まず最初に、樹木から採取直後の葉を一枚、そのまま試料台に置いてバイオフォトン観測すると、フォトンがそのまま葉の形に観測されます。次に、鋏で葉の一部を切り取って、同様にフォトン観測を行うと、驚くべきことに、切られる前の葉の形にフォトンが観測されたのです。

つまり、物理的には存在しないはずの切り取られた部分にも、フォトンは葉の形そのままに残存していたということです。そして、切り口の部分から強いフォトンが噴き出している様子が見られました。この現象は、すべての動植物が、霊体と肉体、目には見えない何らかのエネルギーを有した存在と、目に見える物体とから構成されていることを示唆しています。

切り取られた葉のバイオフォトンはおよそ30~60分で徐々に減衰し、消失していきました。人が事故で指を切り落としてしまった時に、概ね1時間以内であれば縫合して接合可能であることの理由も、この植物のバイオフォトン減衰時間から理解できると思います。

余談ですが、癌細胞も強いフォトンを発していることが報告されています。また、応用物理学会では「バイオフォトン計測による植物の食害応答の解析」という論文も発表されるなど、生体情報の一つとしてバイオフォトンを研究する動きもでています。

いくつかの論文では、発光のメカニズムらしき解説が為されていますが、少なくとも切り落とされた葉のバイオフォトンが、なぜ観測されるのか・・・という疑問に答えられるものではありませんでした。なお、下記の論文はとても興味深い内容ですので、ご一読ください。

論文

論文へのリンク

http://kokubo.cool.coocan.jp/KokuboBiophoton_No8J.pdf

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